トルクツールをずっと使うには

トルクツールは正確さが必要

トルクツールのメンテナンスについて知ろう

完璧な正確さが求められるツール

トルクツールにはドライバーやレンチを代表としていくつかの種類がありますが、どれも完璧な正確さが求められるのが特徴です。ドライバーを例にとって考えてみると、ねじを回したときには一定の力で締めたり緩めたりすることができます。強く締め付けてしまうと壊れてしまうような場合にはいかに正確な力で締められるかが重要でしょう。ただ、トルクツールは精密機器なので使用しているうちにだんだんとずれた値で締めるようになってきてしまいます。使用していると摩耗や傷が問題になりますが、全く使っていなかったとしてもツール自体の重さによる微妙な変形や錆の発生などの影響でだんだんと違う値を示すようになってしまいがちです。そのため、メンテナンスをして完璧に正確な値を示すようにすることが必要になります。

正確な力で締め付けられるようにするには

メンテナンスといっても何をしたら良いのかと考えてしまうかもしれません。基本的に必要になるのは校正で、トルクメーターと呼ばれる機器によってどのくらいの力が発生しているかを調べることで正しい力で締め付けられているかを確認できます。計測器にもいくつかの種類がありますが、基本的には設定をした後はレンチやドライバーで締め付けるだけで測定できる簡単なものです。実施には繰り返し測定をして統計的に処理し、偏差や誤差まで計算して正確さを評価します。トルクメーターは購入するか、レンタルすることで手配できますが、プロの業者に依頼して機器持参で校正をしてもらうことも可能です。

プロの業者に依頼するとかかる費用

トルクツールの校正は毎日行わなければならないものではないので、定期的にプロの業者に依頼しているケースが多くなっています。プロの業者に依頼すると毎回費用がかかるのは確かですが、正確に校正をして証明書まで出してもらうことが可能です。製品製造をしていて品質保証が求められているような場合には、ねじなどの締め具合に問題がなかったことを示す重要な証拠書類として活用できます。このような証明書の発行も含めて、業者に依頼するときにかかる費用の相場はドライバーでもレンチでも一般校正で5000円から10000円程度です。業者によっては本数が多いと割引をしてくれるか、出張作業に無料で対応してもらえることが多くなっています。納期は本数によって違うものの、およそ一週間前後で対応してくれるのが通例です。急ぎであれば出張してもらうことでその場で校正をしてもらうのが良い方法です。納期が長い場合には代替品を出してもらえることもあるので相談してみるのが大切です。

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